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8/21の賊姫チャットに参加しました。
現在、賊姫チャットでは、R祭りを開催中です。
↑
(参加していないヒトは意味不明でしょうが、R18とかのRのようです。)
で、テキストサイト管理人さん、てうさんと話をしていて、
「いつか、コラボ・ワークをしよう」
と言っていたことを思い出しました。
でもって、現在、てうさんところでは『R』企画というものが進行中。
以上のことから、
てうさんところの、R企画のSS『スパイシー・シュガー』に、EXTRAをつける運びとなりました。
いや、最初は、AnswerSSにしようと思っていたのだけど、両方バル目線なので、おまけ作品のほうがいいのだわ、と思って、<続き>風にしてあります。
キャラ設定は基本的に『スパイシー・シュガー』になっていますが、テイストとしては、てうさんのがアシェバルなら、こっちはバルアシェの感じでまとめてます。
内容は、一応R祭り参戦てことで・・・。
できましたら、サイトnon-Sugarをご訪問、ご一読の上、続きをお読みください。
サイト・アドは以下のとおり。
(本サイトLinkからも行くことは可能です!)
otherから『R』企画へお進みの上、『スパイシー・シュガー』へ。
sugarxxpop.soragoto.net/(頭にhttp://)
さあ、これで、約束は果たしたつもりですよ~、てうさん!
では、準備ができた方、よろしければ<続きを読む>へどうぞ!!
現在、賊姫チャットでは、R祭りを開催中です。
↑
(参加していないヒトは意味不明でしょうが、R18とかのRのようです。)
で、テキストサイト管理人さん、てうさんと話をしていて、
「いつか、コラボ・ワークをしよう」
と言っていたことを思い出しました。
でもって、現在、てうさんところでは『R』企画というものが進行中。
以上のことから、
てうさんところの、R企画のSS『スパイシー・シュガー』に、EXTRAをつける運びとなりました。
いや、最初は、AnswerSSにしようと思っていたのだけど、両方バル目線なので、おまけ作品のほうがいいのだわ、と思って、<続き>風にしてあります。
キャラ設定は基本的に『スパイシー・シュガー』になっていますが、テイストとしては、てうさんのがアシェバルなら、こっちはバルアシェの感じでまとめてます。
内容は、一応R祭り参戦てことで・・・。
できましたら、サイトnon-Sugarをご訪問、ご一読の上、続きをお読みください。
サイト・アドは以下のとおり。
(本サイトLinkからも行くことは可能です!)
otherから『R』企画へお進みの上、『スパイシー・シュガー』へ。
sugarxxpop.soragoto.net/(頭にhttp://)
さあ、これで、約束は果たしたつもりですよ~、てうさん!
では、準備ができた方、よろしければ<続きを読む>へどうぞ!!
SS 『Fascination with you』
***
***
ふと、身体を冷やす風に目を覚ます。
彼はゆっくりと上半身を起こすと部屋を見回した。
冷房をつけたまま眠ってしまっていたらしく、フローリングの床の上には、薄いタオルケット1枚の下に横たわる裸の彼女と、空っぽになったアイスのカップが転がっていた。
(いつの間に眠ってしまったのか・・・。)
立ち上がって、腰にタオルを巻きつけ、ベッドに座ると煙草をくわえ火をともす。
ゆっくりと口元から吐き出す紫煙は、冷房の風にのって、部屋に広がり消えていく。
時計をみると、AM5:00。
コチコチとなる機械から、すやすやと寝息をたてる彼女に視線を移す。
こちらに背を向けた彼女の臀部から腰のくびれ、肩に向かうなだらかな曲線を見つめる。
ううん、と寝返りをうって、天井を向く表情は無垢そのもの。
口元はやや開き、まるで子供のようだ。
起きている時とのギャップに、思わず苦笑する。
くすと笑った声に反応したのか、自分が起きている気配に気づいたのか、彼女が目を覚ました。
「・・・、起きてたの?」
「ああ。」
口元を軽く尖らし、ぼんやりした表情を浮かべながら、彼女は身体を起こした。
「水、飲むか?」
「うん。」
起きたばかりの彼女は、素直である。
まだ子供の状態が続いているに違いない。
冷蔵庫からペットボトルを取り出し、一口自分でも飲んだ後、彼女に蓋を開けたままのボトルを渡す。
受け取った彼女は、ごくごくと、いい飲みっぷりで渇いた身体を潤していく。
「銜え煙草で歩かないでって言ってるでしょう?」
子供の時間は終わったらしい。
いつもの彼女に戻っていく。
「はいはい。」
「『はい』は一回でいいのよ。」
レースの小さなショーツとTシャツを身につけながら、彼女は一言を忘れない。
にやにやしていると、俺の表情に気づいた彼女は、なあに?とでも言いたげな顔でこちらを見る。
「アーシェ。」
「なに?」
「こっちにこい。」
そう言って、ベッドに腰掛けたまま両腕を広げた。
彼女は、目を細め、立ち上がりゆっくりとこちらに近づくと、まずは右足を掲げながら、するりと俺の大腿部の上に跨る。身体が落ちぬよう、細い両腕を首元に絡めると、唇を耳元に近づけてきた。
「こう?」
「聡い女は好きだねぇ。」
「お褒めにあずかり光栄よ。」
「‘光栄’ついでに、俺をもう少し喜ばせてみないか?」
そう言って、密着した彼女の肌に腰を押し付ける。
「だって、今から仕事じゃないの。」
「7時に出ればいいんだ。」
「いやよ、あたしも出かけなくちゃならないもの。」
彼女が身体を離そうとしたところを、腕に力を込めて抱え込み、動きを止める。
「ちょっと、離して。」
「だーめ。」
答えるのと同時に、彼女を抱えあげると、ベッドに横たえ、口を塞ぐ。
「だめだって・・・、あっ。」
左手で彼女の両手首を押さえつけ、右手でTシャツをめくり、指が触れるかどうかの感覚で、デコルテから下腹部までを曲線に沿って、するりと撫でる。
彼女の体がぴくりと反応する。
腰のくびれからへその周りへ、胸のふくらみへと、蝶が舞うかのように指先を泳がせていく。
彼女は声を出さずに、吐息を漏らす。
Tシャツを剥ぐ俺の手に抵抗もせず、その身を委ねてくる。
腕から指先へ、そしてまた腕から肩へと、指先を動かす。
背中からヒップラインに手を這わせ、すらりと伸びた脚をまさぐる。
そっと彼女の顔を見ると、こっちをじっと見つめかえしてきた。
そう、いつもだったら<欲しい>の合図。
でも、今日は、それに応えず、知らん顔して肉付きの良い大腿部に舌を這わす。
一瞬、どうして、というような顔をしていたが、足に広がる快感が彼女の思考を奪ったらしく、声を漏らして天井を仰ぐ。
++
いつもよりも随分時間がたっただろうか――?
「苦しい・・・」
彼女が漏らす。
「何が?」
「何が、って・・・。」
「言えよ。」
「・・・。」
「どうしてほしい?」
むっとした顔をしている。
いい表情だ。
(強情だなあ。)
内心、苦笑しながら、知らぬ顔でそのまま続ける。
彼女は顔を背けたが、呼吸の荒さを誤魔化すことはできないらしい。
「このまま焦らしていてもいいんだぜ?」
笑いながら、声をかけると、彼女はいきなり身体を起こした。
「もう、いい!私、行くわ。」
立ち上げるために、彼女は壁に手をつくと、シーツの上に両膝をついて身体を起こした。
その瞬間、背後から羽交い絞めにする。
「何よ、弄ぶだけ、遊んどいて!」
「たまには、おねだりするとかできないわけ?」
声をかけつつ、耳朶を軽く食む。
「いやよ。」
「でも、こんなんで、出かけたって、一日中辛いだけだろう?」
右人差し指を黒のレースの下に忍ばせる。
「とても出かけられるような状況には思えないがな。」
「貴方、ずるいわ。」
「人間は、言葉に出さなきゃわからないこともあるんだぜ?」
そのまま続ける指先の動きに耐えかねて、彼女の腰から力が抜ける。
「言えよ。」
つっぱっていた表情が消えたかと思うと、そこに残るは悶え苦しむ女の表情。
冷たい美しさの下に潜む、熱いくらいの女の性――。
(綺麗な女だ。)
見とれていると、彼女は耐えかねたらしく、潤んだ瞳で俺を悔しげに見上げる。
「きて・・・。」
この言葉が彼女の限界・・・。
だが、これで十分。
だが、これで十分。
するりと最後の1枚を剥ぎ取り、腰をあてると、彼女は俺を受け入れる。
待ちわびたであろう彼女を、何度も何度も波に攫う。
大波に攫われ、身体を離した後、彼女はシーツに突っ伏し、再び眠りに落ちた。
++
AM6:30
シャワーを浴び身支度を整え、ベッドを覗くと、いつの間にか彼女は起きていた。
「何だ、起きてたのか?」
返事もせずに睨みつけてくる。
乱れた後は、いつもこうやって照れ隠しをするのが彼女の癖だ。
「アーシェ、」
「?」
「お前、可愛いな。」
軽く音を立てて、横たわる彼女の唇にキスをした。
一瞬、彼女ははにかんだ顔をするも、またすぐ元の表情に戻る。
目を細めて、ふ、と彼女を笑顔で見つめた。
「じゃ、行くか。」
玄関に向かおうとした時、服をひっぱられた。
「ねぇ、」
振り向くと、少しねだり顔でこちらを見ている。
彼女は、そっと目を閉じて口を尖らした。
(本当に、頑固なやつ。)
くす、と笑い、両手で小さな頬を包み、唇全体を銜えるかのように口を合わせる。
しばらく舌を交じわせてから、ゆっくりと離し、最後に軽く柔らかな唇を摘んだ。
「じゃあ、行ってくる。」
「じゃあね。」
その美しさに名残惜しさを感じつつ、玄関に向かう。
扉を開けて、出ようとすると、背後から声をかけられた。
「鍵――、閉めていってよ。」
「はいはい。」
はいは一回で――、という声を後に、笑いながら俺は出て行った。
=END=
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