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FF12の矛盾や苦悩に満ち満ちたヒュムの子らしいアーシェやバルフレアが好きです。
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「ひゃはは」とバルをいじめてたら、神様から天罰がくだりました・・・。

▼▼▼

最近、季節柄か「サンタからの手紙」なんて、かわいらしいものの受付が始まってますね。
でも、今日、私のところに来たのは、“神様からの手紙”ですよ。

カサカサと開いてみる・・・。

怖っ!!

時々、(笑)なんて書いてあるけど、絶対、笑ってないよ・・・。

というわけで、今の私の心境を、またまた職場モードで書いてみよう。

+++

「ただいま、戻りました~。」

部署も移って半月。
ようやく仕事に慣れてきた私は、営業から帰ってデスクに戻ると、何やら異変に気づいた。

殺気!!

なんだ、この背中をぞくぞくさせるような、射すくめられたような視線・・・。
そーっと、後ろを振り返ると、新課長がこっちを見てる・・、てか睨んでる?

「あ、課長・・・。今、戻りました・・・。」
おそるおそる私が挨拶をすると、課長は微かに笑うと、私を指で手招きした。
「あ、あの~、何でしょうか?」
おずおずと私は申し出た。
課長は、すぐには何も言わず、一息入れてから口を開いた。
「ちょっとミーティングルームに来てくれる?」

うっ!
呼び出しですかっ!!

はー、あたし何やっちゃんたんだろう~。
あれかな、こないだ間違ってe-mail送ったことかな?
そういえば、アポとったつもりで忘れてて、お得意さまに「ごめーん」なんて言って誤魔化してたのがばれたかな?
まさか、こないだ買ってきたお菓子が足りないからって、課長いないのいいことに他のみんなで食べちゃったことかなあ?

黙って課長の後をついていき、透明張りだけど、防音効果はばっちりの会議室に入る。
「そこに座って。」
「は、はい・・・」
びびりまくりで、椅子にかけた。

「単刀直入に言うんだけど、」

き、きたっ!

「今、決済廻っているあの‘販促計画書’はどうなのかしら?」

(うわー。やっぱアレか~・・・。)

アレというのは、もうすぐクリスマスってこともあって、季節限定商品につけるおまけグッズを何にするか、という販売促進計画書のことだ。
大体、こういうおまけは、C国からの輸入品が殆どなんだけど、こういう細かなグッズって、実はアフリカ系の国で作られて、そこからぐるっと輸入してくると案外おもしろいものが手に入る。
C国のはもう見飽きただろうと思って、私は変わり種グッズを販促グッズにしてはどうか?と提案したわけである。

「あ、やっぱ、まずかったですか?」
はー、と深い溜息をつきながら課長は首をふった。
「まずいとかそういうんじゃなくて、どうして、アレを選んだのか?ってことよ。」
「いや、何か面白いかなって思って・・・。」
「あなたが面白くても、買う方がそう思わなきゃ意味がないでしょう?」

うーん、そう言われればそうかもですが・・・。

「大体、あんなに輸入してしまって、不評だったらどうするの?」
「・・・。」
「もう少し、顧客分析をする等して、現実的な計画書を出してちょうだい。」
「は、はい・・・。」

  *

「あーあ、課長に怒られちゃったよ~。」
いつもどおり、先輩と一緒に飲みに行く。
気分が沈んだ時は、飲むに限る!

「まあ、今回はあんたが悪いわよ。」
4つ上の私の先輩は、事業部にも長くいて、美人で気のいい姉御な人だ。
「そうですか~。悪くないと思ったんだけどな~。」
「だって、クリスマスってわかってるのに、どうしてあんな変わった人形を販促グッズにしようと思うわけ?」
「ほら、変な人形流行ってるじゃないですか。タイのお守りとか・・・。」
「馬鹿ねー。流行を作る側が流行にのっかってどうするのよ?それにシーズンものでしょ?課長はクリスマスグッズの、綺麗で洒落たもの期待するに決まってるじゃない?」
「そんなもんですかねえ。」
「そうよ。あんた、課長のことわかってないのね。」
先輩はからからと笑いながら、3杯目をオーダーしている。
相変わらず、上戸な女だ。

「でも、どうしよう。計画書見直せって言われても、いいアイディアなんて浮かばないよ~。」
私が、カウンターに突っ伏して、足をばたばたさせていると、先輩が鼻で笑う声がした。
「何ですか~?」
恨めしそうに見上げると、私を見てニヤニヤしている。
「助けてやろっか?」
「まじですか?」
起きあがって、背中を伸ばす。

webアンケートでもしてみたら?」

「アンケートお?」
すっとんきょうな声を私があげると、先輩に頭をひっぱたかれた。
「変な声出さないでよ!そう、<アンケート>。「クリスマスにもらったらどっちが嬉しい?」ってアンケートフォームつくって、社内webに貼っておくのよ。」

そういやあ、うちの社のオンラインには、社員限定サイトがあって、情報交換に一役買っている。まあ、色々な人に見られるから、そうは気軽に好きなことを書けないが、<仕事の一環でアンケートに協力求ム>くらいなら、全然OKだろう。

「先輩、あったまいい~!」
「でしょ?だから、ココはおごってよね?」

くっそー。足元みやがって。
こっちはあんたより給料安いんだぜ?

「わかりました・・・。」
悲しい性質か、素直に従う。

+++

というわけで(どういうわけ?)、

11/11に終わった当サイト小説「Vacations in The Phon Coast」の第5話に関するアンケートを実施することにいたしました。
期間は、11/12~11/22を予定しております。
よろしかったら、ご協力くださいませ。

ええと、アンケートやるからには、ちゃんと結果に従いますよ。
ええ、従いますとも!!

あ!
神様、みてたんですか?

いや!
そんな怖い顔しないでくださいよ~。
まずは、10日後を!10日後を待って!!
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