Website【FLY ME TO THE SKY】のブログサイトです。必ず『このサイトについて』をお読み下さい。
+カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
+カテゴリー
+カウンター
+フリーエリア
+ブログ内検索
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日の続きです。
今日のトピック。
2,職人さんは渋すぎる!
前回の写真は、「関鍛冶伝承館」という所で、年に7回一般公開されている古式日本刀鍛錬の場面です。
(関市観光協会がサイトを開いています。)
ここの職人さん達との話がまた楽しいです。
ええと、あの「鍛錬」で使われている鉄槌なんですが、職人さんは、実に、リズミカル(というか相槌に合わせて)に確実に玉鋼を槌打ちしていきます。
あんなに軽々と・・・。はて、どのくらいの重さなのか?
触ってみたい・・・。
というわけで、公開が終わると鍛冶場に入れるものですから、フラフラと鉄槌に近寄っていきました。
+++
床においてあるので、そーっと触ろうとすると、ついっと若手の鍛冶職人さんが近づいてきて、
「持ってみる?」
「いいんですか?」
(↑勝手に持とうとしていたくせに)
「じゃあ、荷物貸して」
私が持っていたバッグを渡すように言われました。
「ああ、自分で持てますよ~。」
「いいから。」
そう言うと、職人さんは槌近くの部分をさっさと上げて、私に持ち手の部分をむけてくれました。
大げさな~、と思いつつ、持ち手に手をそえます。
「いい?離すよ?」
「はーい。」
「ホントに?いい?」
「はーい。(緊張感ゼロ)」
ぱっ、と手を離された瞬間、
「う゛っ!!」(←どこからこんな声が?)
膝ががくんと下がりました。
「ううう~。」
唸る私の様子をみて、周りの人が「なんだなんだ?」と集まってきます。
我もやりたいという人のために、職人さんは槌部分を支え、私が手を離すのを助けて下さいました。
「すごいですね。どのくらいあるんですか?」
「うーん、5kgくらいかな?」
「えー!どうして、それをあんな小さい鉄にうち下ろせるんですか?私なら絶対曲がって変なところ打っちゃいますよ!」
(↑そりゃそうだ、ってね)
「それは、姿勢が悪いから・・・。真っ直ぐおろせばいいだけなんだ。」
「へ~。もうどのくらい(この仕事を)なさってるんですか?」
「いや、まだ修行は5年くらいかな。今度試験を受けにいくんだ。」
「そうですか~。」
こんな素敵な職人さんとなら、もう幾らでも話をしたいんですが、タイム・アップで彼は去っていきました。
かっこよかった~。
+++
ええもん見さしてもろた、と、今度は伝承館の中へGO!
ここでも、柄巻師(つかまきし)、鞘師(さやし)、白銀師(しろがねし)、研師(とぎし)の方々による外装技能師の実演がされています。
刀剣の美しさにほれぼれしながら、実演コーナーへ。
ふと、研師の方と中学生位の少年達がお話しているのが聞こえてきました。
「人生ってのは、上を見続けないと。
過去をふりむきつつ、前へ進む・・・。
まあ、五十過ぎないとわからないがな・・・。」
きゃー、なに、「刀」研ぎながらかっこいいこと言ってるんですか!!
「はっはー。オレってかっこいいこと言うな~。」
照れてるの?
言っちゃって、照れちゃったりしてるんですか?
(おやじ萌え?)
顔をみると、また可愛いおじさんなんだな、コレが。
いかにも職人顔の・・・。
ええ、ドクター・シド系のおじさん顔です。
やばい!
「お近づきになりたい」系です・・・。
でも、そんなことをこんな公共の場で出すわけには参りません。
後は、黙って研ぐ彼の手つきをみてうっとりして(ええー!)、帰ってきました。
どうしよう・・・。また一般公開日を狙って行っちゃおうかな?
+++
と、いうわけで、輝は週末に職人萌えをしておりました。
もし、ブログを見て、あの素敵な衣装に惹かれた方・・・。
機会があれば、是非足をお運び下さい!!
2,職人さんは渋すぎる!
前回の写真は、「関鍛冶伝承館」という所で、年に7回一般公開されている古式日本刀鍛錬の場面です。
(関市観光協会がサイトを開いています。)
ここの職人さん達との話がまた楽しいです。
ええと、あの「鍛錬」で使われている鉄槌なんですが、職人さんは、実に、リズミカル(というか相槌に合わせて)に確実に玉鋼を槌打ちしていきます。
あんなに軽々と・・・。はて、どのくらいの重さなのか?
触ってみたい・・・。
というわけで、公開が終わると鍛冶場に入れるものですから、フラフラと鉄槌に近寄っていきました。
+++
床においてあるので、そーっと触ろうとすると、ついっと若手の鍛冶職人さんが近づいてきて、
「持ってみる?」
「いいんですか?」
(↑勝手に持とうとしていたくせに)
「じゃあ、荷物貸して」
私が持っていたバッグを渡すように言われました。
「ああ、自分で持てますよ~。」
「いいから。」
そう言うと、職人さんは槌近くの部分をさっさと上げて、私に持ち手の部分をむけてくれました。
大げさな~、と思いつつ、持ち手に手をそえます。
「いい?離すよ?」
「はーい。」
「ホントに?いい?」
「はーい。(緊張感ゼロ)」
ぱっ、と手を離された瞬間、
「う゛っ!!」(←どこからこんな声が?)
膝ががくんと下がりました。
「ううう~。」
唸る私の様子をみて、周りの人が「なんだなんだ?」と集まってきます。
我もやりたいという人のために、職人さんは槌部分を支え、私が手を離すのを助けて下さいました。
「すごいですね。どのくらいあるんですか?」
「うーん、5kgくらいかな?」
「えー!どうして、それをあんな小さい鉄にうち下ろせるんですか?私なら絶対曲がって変なところ打っちゃいますよ!」
(↑そりゃそうだ、ってね)
「それは、姿勢が悪いから・・・。真っ直ぐおろせばいいだけなんだ。」
「へ~。もうどのくらい(この仕事を)なさってるんですか?」
「いや、まだ修行は5年くらいかな。今度試験を受けにいくんだ。」
「そうですか~。」
こんな素敵な職人さんとなら、もう幾らでも話をしたいんですが、タイム・アップで彼は去っていきました。
かっこよかった~。
+++
ええもん見さしてもろた、と、今度は伝承館の中へGO!
ここでも、柄巻師(つかまきし)、鞘師(さやし)、白銀師(しろがねし)、研師(とぎし)の方々による外装技能師の実演がされています。
刀剣の美しさにほれぼれしながら、実演コーナーへ。
ふと、研師の方と中学生位の少年達がお話しているのが聞こえてきました。
「人生ってのは、上を見続けないと。
過去をふりむきつつ、前へ進む・・・。
まあ、五十過ぎないとわからないがな・・・。」
きゃー、なに、「刀」研ぎながらかっこいいこと言ってるんですか!!
「はっはー。オレってかっこいいこと言うな~。」
照れてるの?
言っちゃって、照れちゃったりしてるんですか?
(おやじ萌え?)
顔をみると、また可愛いおじさんなんだな、コレが。
いかにも職人顔の・・・。
ええ、ドクター・シド系のおじさん顔です。
やばい!
「お近づきになりたい」系です・・・。
でも、そんなことをこんな公共の場で出すわけには参りません。
後は、黙って研ぐ彼の手つきをみてうっとりして(ええー!)、帰ってきました。
どうしよう・・・。また一般公開日を狙って行っちゃおうかな?
+++
と、いうわけで、輝は週末に職人萌えをしておりました。
もし、ブログを見て、あの素敵な衣装に惹かれた方・・・。
機会があれば、是非足をお運び下さい!!
PR
Powered by SHINOBI.JP