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タイトルは、好きなワインの一つ「Est ! Est ! Est !!」に引っかけてみました。

ブログ・アディクションになりつつある私が、ブログも更新できずに何をしていたかと申しますと、諸事情+旅事情がありまして・・・。


10月の第2土日には、岐阜県関市(熊田曜子が通った高校がある所です。ええ、どうでもいい情報)において、
刃物まつり
なる、祭りが行われています。

先日、祭り話をとりあげた私の「祭り心」に火がついたので、思わず旅に出てしまいました。
今日は、その話を一つ。

***

輝は、まあまあの刀剣好きでございます。
抜き身の刀をみていると、その刀紋とかにうっとりしてきます。
でも、もちろん、痛いのは嫌だし、うっとりするだけですよ!はい!!

で、関市ですけど、その歴史は鎌倉時代にさかのぼり、関東地方や近畿地方の戦乱を逃れた刀匠たちが、関市に移りすんだことから「刃物の町」の歴史は始まったそうです。
製造に必要な土や木々(炭)、水が良質であったことで、徐々に多くの刀匠が集まり、室町には300人を超える人がいたとか・・・。
で、集まると技術も上がるわけで。
美濃伝鍛刀法の確立により、名声が高まったそうです。

キャッチフレーズは、
「折れず、曲がらず、よく切れる」。

うーん。実用的。
明治の廃刀令以降は、包丁、ナイフ、はさみ等日用品関連の刃物製品を生産する産業都市になったという歴史があります。
私が、今見ているパンフレットに、
『東のセキ、西のゾーリンゲン』と並び称されるほどに発展した。」
と、ありますが、正直「おいおい、まじかよ?」と思ったり・・・。
でも、中国に輸出して、そのグレードの高さから、一大ステイタスとして認められたり・・・という歴史は本当らしいですよ。
(どっかの小説家が言ってた。名前忘れちゃったけど。)

***

でも、このブログを見ている方の多くは、刀剣マニアなわけではないわけで・・・。
今日、書きたい点は、以下のとおり。

1,あの「言葉」の意味がわかった!

「玉鋼」「ダマスカス」・・・。この言葉にピンと来た方は、交易品好きΩ好きですね?
そう、この用語が、普通に使われているのが、刃物の世界なのです!!

では、さっそく画像を・・・。

535ec438.jpg











「何、この石みたいなやつ?」

ええ、そう思われるのも最もですが、実は、これこそが刀剣の原材料なのです!

そして、これを鍛錬しているのが次の映像。


0d68a35d.jpg











まさに、「叩け!叩け!」
ですね。
でも、四六時中叩くわけではありません。
そのタイミングは、隠れて見えないところにいる、一番偉い方が、音で合図をするので、そのリズムに合わせて、叩くのです。
ちなみに、これが「相槌」の所以だそうですよ。



ま、とりあえず玉鋼を見てもらったところで・・・。

で、ダマスカス刀剣ですが、詳しいことはwikipediaとかで見ていただければ、です。
(↑ええ?やる気ないのかよ?)
まあ、ダマスカス鋼ってのは、不純物が混じっていて、それが独特の模様になるらしいのですが、この手の包丁が、今、流行っているらしい!

「ダマスカス包丁」
とか、結構並んでました。

すなわち!
「ダマスカス」を手に入れてみたい、という希望が気軽に叶えられる機会が到来です!


もし、リアル刀剣好きの方がお見えであれば、ぜひ、amazonか楽天ででも、ダマスカス包丁をチェックしてみてはいかがでしょうか?


***

では、次回「刀!刀!刀!!②」に続きます。
 ↑
ブログのくせに続きにしてごめんなさい。
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